井上尚弥VSネリのドリームマッチを考察してみる!

Pocket

日本のボクシングファンであれば「ネリ」というボクサーのことはこの先何年も忘れることはないでしょう。

良い意味で忘れないボクサーであればよいのですが、残念ながらネリという選手は現状その逆かもしれません。

なんとあの日本ボクシング界の至宝「井上尚弥」選手が、5月に行われる対マクドネル選手とのタイトルマッチ発表記者会見の場で、この「ネリ」選手に対してインタビューで言及しているのです。

もちろん記者会見の最後に記者のインタビューに答えただけではありますが、どうしても「ネリ」という選手の名を聞くとその行く先がどうなるのか気になって仕方ありません。

今回は、井上尚弥VSネリの対戦はあり得るのか?より現実的な目線から語っていきたいと思います。

スポンサーリンク

ネリとはどんな選手?現在のネリの状況は?

恐らく多くの日本人がネリ選手を知ったのは、先日「引退」を表明した山中慎介選手との2試合を通してのことでしょう。

この試合、残念ながら2試合とも山中選手のKO負けで試合は終了し、山中選手がこの敗戦をきっかけにボクシングの引退を決意した試合でもあります。

しかし実際のところ世間が注目したのは、試合内容や結果以外のところでした。

それは2試合連続に及ぶネリ選手の反則行為です。

1試合はドーピングの陽性反応、2試合目は規定体重オーバーというものです。

個人的には2試合目の体重超過、これはボクシング選手にとっては致命的にキャリアの傷となる違反行為であると思います。

ボクシングは現在17の階級があり、下から半分のスーパーフェザー級くらいまでは、ほぼ1kgちょっと刻みで階級わけがされています。

今回ネリ選手は前日計量で2.27kgの体重超過でしたので、仮にそのままいっていれば2階級上の選手と山中選手は試合しなければいけない状況だったのです。

みなさんご存じのとおり、リターンマッチとなる2試合目も試合こそ行われたものの、ネリ選手は前日計量時点で所持するWBCバンタム級王者のタイトルを剥奪され、WBCからは無期限の試合出場停止の処分を受けています。

ではネリ選手はボクサーとしてもう試合はできないのか?と言われればそれは違います。

条件をいくつかクリアすればそれは可能です。

1つ目はWBCの行う試合ではないこと、WBCから出場停止を受けているのだからそれは当然ですね。

しかし逆を言えば、WBAなどの他団体での試合は可能ということです。

続いて日本での試合は1年間行うことはできず、国内での無期限の試合資格停止の処分もネリ選手には課されています。

これは山中戦での体重超過の罪を重くみた日本ボクシングコミッションが発表し、課したものです。

WBCでの試合はできない、日本国内での試合はできない。

簡単にまとめるとこれが現状ネリ選手に課されている処分です。

スポンサーリンク

井上尚弥vsネリの実現性

さてそこで気になるのが、井上尚弥vsネリの実現は本当に訪れるのか?という部分ですね。

まず最低条件は、先にも述べたいくつかのネリ選手に課された処分がなくなることが最低条件でしょう。

ボクサーとして踏み越えていけない違反ラインをやぶり、タイトル剥奪、出場停止や資格停止をいくつも受けている選手と今や日本の至宝、世界の井上と呼ばれる井上選手が戦うのは、本人はもちろん井上選手サイドに一切メリットはないのです。

ある程度時間が経ち、WBCや日本ボクシングコミッションが頃合いを判断するまではまだしばらく掛かるでしょう。

実は井上選手は、5月に行われる「対マクドネル戦」の発表記者会見の場で、このネリについてインタビュアーから言及され、

「ボクサー、スポーツマンとして最低のラインをクリアしなければ、ネリ選手との試合はありえない、ただ戦ってみたい気持ちはあります」

というコメントも残しているのです。

このコメントの最後の一言がかなり一人歩きし、マスコミや世間の期待を煽ってしまっているのではないでしょうか。

もちろん、ネリ選手の犯した行為は許されない行為ですが、実際行われた試合では、あの無敵を誇った「神の左」山中選手を2回も倒したことは事実です。

これは単純に運や、ましてやドーピング、体重超過だけでは実現できないことです。

ネリ選手の持つボクサーとしての強さがあってのことでしょう。

井上選手も十分それを認識しています。

井上選手も、ネリ選手との試合は、スポーツマンとしてお互い公平な立場で、勝負してみたいという部分を前置きとして述べていました。

しかし、個人的に日本のボクシングファンとして、隠しきれない気持ちはあります。

それは山中選手のリベンジを果たして欲しいという気持ちです。

きっと世界のトップを走り続けた同じ日本人ボクサーとしてネリに対する怒りの感情は、井上選手にもあったに違いないでしょう。

これはあくまで、観る側だけの勝手な妄想なのかもしれませんが、井上選手VSネリ選手はそういう意味でも実現して欲しい部分があります。

単純にランキングや王座ベルトだけではなく、裸の男たちが人生をかけて殴りあうストーリーとして、リベンジを期待してしまうのは私だけではないのでは?

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です