ミーシャ・アロイヤンの戦績と強さの秘密

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ボクシング最大の祭典となったWBSS・ワールドボクシングスーパーシリーズですが、この秋に前回第1回に続く2回目の開催が正式に決定しました。

今回からバンタム級とスーパウェルター級の2階級が設定され世界からトップ中のトップのファイターが参戦します。

日本では井上尚弥選手が参戦することでバンタム級への注目度が必然的に高くなっています。

今回はこのWBSSバンタム級トーナメントに出場するミーシャ・アロイヤンという選手についてご紹介したいと思います。

ダークホースと呼ばれるミーシャ・アロイヤン選手ですが一体どんな選手なのでしょうか?

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ミーシャ・アロイヤン選手のプロフィールと戦績

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ミーシャ・アロイヤン選手は1988年生まれ。

今年30歳となるロシアのプロボクサーです(国籍はロシアですが、生まれはアルメニア)。

実はプロデビューは遅く、昨年にプロデビューしたばかりの選手です。

現在30歳で昨年プロデビュー?いきなりWBSS参戦?

ここまでの経歴を聞くと疑問が出て来る方が多いのではないでしょうか?

そうこのミーシャ・アロイヤン選手はアマチュア時代のボクシング戦績が評価され今回WBSS参戦を決めた選手なのです。

ちなみに今回のWBSSバンタム級の出場8選手の中で、最後に出場を決めました。

では気になるアマチュア時代の戦績ですが、なんと驚愕の268勝12敗!!

もはやボクシングの戦績には聞こえませんね。

アマチュアボクシングと言うと、オリンピックでの成績が気になるところですが、ロンドン五輪・リオ五輪の2つのオリンピックにロシア代表として出場しています。

リオ五輪では銀メダルを獲得するものの、ドーピングにより剥奪されています。

ちなみに2011年、2013年の世界選手権では2連覇を果たしています。

なので、アマチュアではありますが実力は間違いなく本物。

言うなればアマチュアボクサー界「最後の砦」がWBSS参戦という感じでしょうか。

 

ミーシャ・アロイヤン選手のファイトスタイル

では気になるミーシャ・アロイヤン選手のファイトスタイルですが、キャリアとして圧倒的にアマチュア時代の方が長く、ネット上で見れる動画の試合も多くがアマチュア時代のものです。

戦い方としては、近距離で戦うインファイトの選手でもありません。

かと言って常に相手との距離を置くアウトボクサースタイルでもありません。

ちょうどその中間を行くボクシングをします。

相手のパンチも自分のパンチもちょうど届きそうで届かない距離を保ち、「ここ」というタイミングで相手の懐に飛び込み数発コンビネーションを打つ、そしてまた距離を保つ、そんな戦い方が得意なボクサーです。

ハードパンチをバンバン打っていく、井上選手とは対照的なファイトスタイルと言えるでしょう。

ちなみにパンチ的にもハードパンチとはかなり対照的な、「一撃で倒せる」パンチではありません。

これは恐らくアマチュア時代が長かったミーシャ・アロイヤン選手の特徴ともいえるでしょう。

なぜなら、アマチュアボクシングはいかに有効打をあててポイントを稼ぐかが勝敗を決めるので、例え相手からKOを奪ってもポイント1なのです。

正直プロに参戦してからのミーシャ選手の試合を見てみても、

「これでは相手は倒れないのでは??」

と思ってしまうパンチが多くみられます。

これはアマチュアボクサーの職業病ともいえるかもしれません。

しかし、裏を返せばそれこそがミーシャ選手の強さの秘密なのかもしれません。

プロであろうと判定になればポイントにより勝敗が決まります。

徹底して判定狙い・ポイント稼ぎで勝負にでるのもミーシャ選手の戦い方の強みであることは間違いありません。

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WBSS初戦の相手はゾラニ・テテ選手

zolani teteさん(@zolanitete)がシェアした投稿

ミーシャ・アロイヤン選手のWBSS初戦の相手は、アフリカの猛者ゾラニ・テテ選手です。

あまりはっきり言いたくはありませんが、ミーシャ・アロイヤン選手の初戦としては強敵すぎる相手でしょう。

ボクサー同士の相性としてもかなり悪いです。

相手のテテ選手の最大の特徴と言えば、驚異的なリーチの長さです。

ミーシャ・アロイヤン選手の得意とする中間距離での戦い方やファイトスタイルが通用しないのではないかと思います。

また、テテ選手はアウトボクサーながらKO率70%を誇るハードパンチャーでもあります。

特に左ジャブで牽制してからの、右カウンターや右アッパーはかなり強烈です。

また、オーソドックスにポイントを積み重ねるアマチュアボクシングのスタイルでは、テテ選手の天性的・変則的なボクシングスタイルには対応しきれないような気もします。

ミーシャ・アロイヤン選手が勝機を見出すとすれば、今までのアマチュアボクシング時代のファイトスタイルや、中間距離で戦う方法は潔く捨てて、インファイトでバンバン撃ち合うといった普段と違う戦い方もある意味必要かもしれません。

やはりアマチュアからプロに上がり僅か1年でのWBSS出場はかなり無謀すぎるという意見も、ボクシングファンからも囁かれていますが、あの日本の村田諒太選手もアマチュアボクシングの長い経験から一気にプロボクサーのトップファイターにのし上がった選手です。

是非アマチュア代表としてミーシャ・アロイヤン選手のWBSSの活躍にも期待しましょう!!

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