最近ボクシングのニュースで必ずと言って良いほど出てくるワード、WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)。
「ボクシング界のワールドカップ」
「ボクシング界の天下一武道会」
様々な言い方で表現されるこのトーナメントはその莫大な賞金総額が話題となり、まだ2回目の大会ながらその話題性・注目度は、連日のようにメディアが取り上げるほどです。
とりわけ最近日本でこのWBSSがことさら報道されるのは、あのモンスター・井上尚弥選手が、日本人で初となるWBSS参戦を果たすというのも大きく関係しているでしょう。
今回はこの WBSSについて、前回大会の結果や、この秋からスタートする第2回目の日程・賞金についてご紹介していきたいと思います。
ぜひこのスケジュールを頭に入れながら日本人が「真の世界一」となる瞬間を期待しましょう!
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前回のWBSSの結果
まず、大前提として把握しておきたいことは、前回といえば前回ですがこの第一回目のWBSS、まだ最後の決勝が終わっていません!( 2018年6月初旬現在)。
一回目のWBSSではクルーザー級とスーパーミドル級の2階級が設定されたのですが、二つともまだ決勝が行われていません!
前回はクルーザー級8名、スーパーミドル級8名の総参加選手16名。
各階級で8名ずつによるトーナメント戦が行われた訳ですが、正直決勝まで引っ張りすぎ!長すぎ!というのが私の正直な感想です。
2017年の9月から10月にかけて初戦が行われたのですが、まだ決勝が行われないなんて、下手すると一年経っちゃいますよ。
しかもたった8名のトーナメント戦で。。。
じゃあこの決勝いつ行われるのか、どこで行われるのかと言うと、それもまだ決まってない!というのが現状。
公式ツイッターなどで「何日に開催日時、場所を発表します!」とアナウンスしながらも、選手の怪我などの理由でひたすら延期・延期・延期です。
まあ、選手の怪我ということであればしょうがないですね。
早く見たい気持ちもありますが、我慢するしかありません。
賞金を始め、恐ろしい額の金額が動くボクシング界の最大のトーナメント戦ですから、ビジネス的にもクリアにしなければいけない壁がいくつもあるのでしょうね。
クルーザー級の決勝カードと日程

オレクサンデル・ウシク選手:Wikipediaより引用
ちなみに気になる決勝に勝ち残った選手ですが、クルーザー級はWBC・WBO世界クルーザー級統一王者オレクサンデル・ウシク(ウクライナ)とWBA・IBF世界クルーザー級統一王者ムラット・ガシエフ(ロシア)です。
本当はこの決勝戦5月11日にサウジアラビアで開催される予定だったのですが、ウシク選手が練習中に怪我をしてしまい、「延期」という状態になっています。
もう間も無く発表されるでしょう!
スーパーミドル級の決勝カードと日程

グローブス選手:Wikipediaより引用
そしてスーパーミドル級は、WBA王者グローブス選手とスミス選手が決勝戦を行う予定です。
こちらは両方ともなんとイギリスの選手!
イギリスはこのあいだのマクドネル選手にしても、ボクシング選手の層が本当に厚いですね!
ちなみにこちらの決勝戦も本来7月2日に行われる予定でしたが、グローブス選手の肩の怪我により、延期となっています。
現状では8月の終わりか9月に行われるのではないか、ということです。
イギリスは相当盛り上がるでしょうね。こちらも開催が楽しみですね。
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WBSSの賞金は?

こちらの2つの決勝、優勝者には真のチャンピオンの名誉とともに、優勝賞金1000万ドルおよそ10億円の賞金が与えられます。
これは選手も怪我なく、ベストな体調で戦いたいはずです、延期する気持ちも、うん、理解できますね。
第二回目のWBSSについて
それでは気になる第二回目のWBSS、スタートは今年の秋ぐらいからというのが現在の予想ですが、気になるのがどの階級が設定されるのか。
ズバリ発表されている情報としては、二回目のWBSSは3つの階級が設定される予想だそうです。
その3つの階級の内、バンタム級とスーパーライト級の2階級での開催がすでに明らかになっています。

日本の井上選手が正式参戦を発表したバンタム級では8名のトーナメント参加が予定され、王座ベルトを保持するものは「シード」ということになりそうです。
つまり、初戦から王者どうしが当たらないようにするということですね。
シードされた選手は1回戦で各団体の世界ランク10位以内の選手と対戦。
準決勝では勝ち上がってきた他団体王者と統一戦を行い、勝者が決勝へ進むということだそうです。
こちらも第一回目と同様、決勝までは一年もかかるのでしょうか?
バンタム級では、優勝本命が我ら日本の井上尚弥選手なだけに一年も待てるでしょうか?
今から楽しみすぎです!
WBSSは日本語公式サイトがない為、各試合のスケジュールや最新情報を取得するのにかなり時差がありますが、日本の選手が出場する今回はおおよそ日本のスポーツ紙が頻繁に情報を出してくれています。
ぜひ、一回目のWBSS決勝、そして二回目のWBSS井上選手の活躍を期待しましょう!
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