ライジン(8月12日)日沖発vs朝倉未来を徹底予想!

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ライジンは現在日本のメジャー格闘技団体として確固とした地位を築いています。

やはり今日本の格闘技界で名を馳せたい、成り上りたいと思えば自ずとライジンの舞台へとぶちあたることになります。

今回真夏に行われるライジン12 では、日本の格闘技エリート、そして路上の喧嘩から成り上がろうとしている対照的な立場の二人の試合が組まれています。

その試合とは日沖発選手vs朝倉未来選手の試合です。

今回はこの試合について、両選手の紹介を含め試合内容を徹底予想してみたいと思います。

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両選手の紹介 〜対照的な立場の二人〜

今回この試合については、お互いの格闘家としての対照的すぎる立場や背景がとても興味深い一戦となっており、この部分抜きにして試合予想はできないでしょう。

それぞれ違ったストーリーを持つ両選手を紹介しながら、試合展開を予想してみましょう。

日沖発の戦績

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まずは日沖発(ひおきはつ)選手について。

1983年生まれ身長180cm 体重65k愛知県名古屋出身の総合格闘家です。

中学時代に始めたブラジリアン柔術で格闘技に出会い、19歳プロ修斗で格闘家デビュー。

以降PRIDE、戦極、UFC、パンクラスと日本・アメリカの名だたるメジャー団体で活躍するまさに日本人トップファイターの一人です。

愛称は「修斗の子」で、生まれた年が修斗が設立された年と同じことからこう呼ばれています。

投げ技・打撃・組み技とトータル的に優れた選手ですが、個人的には長い手足を活かした、組み技・関節技が日沖選手の長所かと思います。

修斗元フェザー級王者であり、あの「修斗のカリスマ」佐藤ルミナをTKOで破っているまさに日本の格闘エリートと呼ぶにふさわしい選手です。

朝倉未来の戦績

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続いて朝倉未来(あさくらみくる)選手。

特徴的な名前ですが(みくる)と読みます。

1992年生まれ身長177cm体重63kg、愛知県豊橋市出身の格闘家です。

実弟も同じく格闘家の朝倉海(かい)選手です。

少年時代から地元豊橋で喧嘩に明け暮れ少年院暮らしも経験、いわばそれが格闘技との出会いと呼べるでしょう。

出会いからして日沖選手とは対照的過ぎます。

喧嘩をきっかけに格闘家を志すことになり、禅道会道場に入門、名古屋の地下格闘技から試合を重ね、その実力が認められ前田日明が主宰するアウトサイダーへ参戦するようになります。

この不良や荒くれ者が集まるアウトサイダーでみるみる実力をつけ、なんと60-65kg級・65-70kg級の2階級で王者に輝くなど、ただの喧嘩番長では収まりきらない確実な戦績を残しています。

最近自身のツイッターではこんな発言もしています。

「練習ではしっかり格闘技を学び、試合では喧嘩を見せたい、それが自分に求められているはず」

と堂々の喧嘩宣言。

また同じくツイッターで

「どうしようもない生活してた俺が、喧嘩の延長で出たアウトサイダーから4年間で2階級チャンピオンになり海外での試合を経て東京に上京し、日本最大の格闘技団体で試合することになった、4年前の自分に教えたら驚くよ、本気でやれば数年で大きく変われる、この先のストーリーはもっと面白くしたい」

とまさに成り上りを地でいく意気込みです。

この辺の生い立ちや戦いに対する姿勢も日沖選手とは正反対ですね。

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どんな戦いになるのか?試合展開を徹底予想

ここまで対照的な二人ながら、何が注目を集めているかと言うと、実はベースの部分では共通点がいくつかあるんです。

まずは、地元が一緒ということ、日沖選手は愛知県名古屋、朝倉選手は愛知県豊橋市、まあ言ったら隣町ですね。

しかも今回のライジン12の開催場所は名古屋・ドルフィンズアリーナ、地元対決ということで燃えない訳がありませんね。

続いては身体的特徴が似ているという点です。

身長、体重、手足のリーチなど、ほぼ同じサイズの両選手、違うのは中身とファイトスタイルだけといったところでしょうか。

 

まず試合展開として、朝倉選手はキャリア・年齢から言って失うものなどないはずです。

ツイッターでの発言通り「喧嘩ファイト」を仕掛けるでしょう。

つまり立ち技でのぶん殴り合いですね。

そして恐らく、日沖選手はこれに付き合わないでしょう。

逆にこれに付き合ったら日沖選手は逆に「真の男」だと思います。

あるいは1ラウンドの序盤だけ少し殴り合いに付き合うという程度で終わらせるはずです。

ちなみに寝技・グラウンドでは朝倉選手はほとんど勝ち目はないでしょう。

経験が違いすぎるからです。

朝倉選手に勝機があるなら立ち技での打撃のみ、しかもパンチ。若さとスタミナ、そしてそこから来る身体能力でしつこくパンチ勝負を挑めば朝倉選手にも勝機はあるでしょう。

しかし私の予想では、現実的に言って日沖選手のプロとしての懐の深さが出る気がします。

日沖選手も34歳、まだまだ身体能力・スタミナが急激に落ちる年齢ではありません。

数々のメジャー団体を渡り歩いてきた試合勘は半端ではないでしょう。

作戦、ペース配分などの戦略勝ちということで70:30で日沖選手の勝利と予想します!

こんな相反する二人がどんな試合をしてくれるのか?楽しみでしょうがありませんね!

是非ライジン12は日沖発選手vs朝倉未来選手の試合に注目しましょう!

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