ライジン(8月12日)矢地祐介vsブルーノ・カルバーリョを徹底予想!

Pocket

今現在、日本の70kg級のMMAファイターで最もノリに乗っている選手といえば矢地祐介選手で間違いないでしょう。

日本人が最も活躍される階級で日本の未来を背負っていると言われるこの矢地選手の試合が8月12日のライジン12ですでに決定しているのです。

対戦相手はブルーノ・カルバーリョ選手。

あまり聞き覚えのない選手ですがかなりの実力者のようです。

果たして今回の試合、どんな試合展開になるのでしょうか?

予想してみたいと思います。

まずは両選手の簡単なプロフィール紹介から見てみましょう。

スポンサーリンク

両選手プロフィール紹介

まずは矢地選手から。

矢地祐介の戦績

矢地祐介選手は1990年生まれ。

身長176cm体重70kg東京都出身のファイターです。

所属ジムはあの山本KID率いるKRAZY BEEです。

修斗やグアムの総合格闘技団体PXCで着実に勝利を重ね、16年にライジンデビューを果たしています。

なんといっても矢地選手が一気にライジンの中でトップファイター入りしたのは17年大晦日の五味隆典選手との試合でしょう。

五味選手から三角絞めで見事タップを奪い勝利、日本の格闘技ファンに世代交代を印象づけました。

その後ディエゴ・ヌネス戦でも勝利を収め、なんと現時点でライジン5連勝中、まさにかつてのPRIDE武士道の五味選手に近づきつつある。

日本はもちろん世界からも注目される日本人ファイターです。

ファイトスタイルはパンチにキックに寝技、関節技と本当に幅広く対応できるトータルファターでしかもそのレベルがどれも高い水準にあります。

比較的に打撃で攻め、KOも打撃が多いのはさすが師匠が山本KID選手だけのことはあるという感じですね。

しかし、自分が分析するに矢地選手の最も凄いと思うのがサウスポースタイルから繰り出される「左ストレート」です。

矢地選手の左ストレートは、パンチスピード、威力があるのはもちろん、異常なほど伸びてきます。

自分から飛び込んで、左ストーレートを打つときもあれば、相手の突進に合わせてカウンターで打ち込むときもあります。

矢地選手が相手をKOした試合をみるとそのほとんどがこの伸びのある左ストレート、または左ストレートを放った後の右フックで試合を一気に自分のペースへ引き込んでいます。

みなさん矢地選手の試合を見るときはこの、左ストレートに注目してみて下さい。

ブルーノ・カルバーリョの戦績

BRUNO CARVALHOさん(@brunocarvalhobct)がシェアした投稿

続いてブルーノ・カルバーリョ選手。

ブルーノ選手はブラジル出身の総合格闘家、身長173cm体重70kg。

ムエタイをベースとしたブラジル・バーリトゥード出身の選手です。

総合格闘技でのデビューは09年で、それまではムエタイの選手として好成績を残す完全な打撃ファイターでした。

ファイトスタイルは、ムエタイを基本とした打撃中心、特に組んだ状態からの膝やグランド状態から容赦なく打ちおろすパンチや踏みつけが得意です。

ここまで書くとある選手のファイトスタイルを思い出さないでしょうか?

ブラジル出身の「戦慄の膝小僧」と呼ばれた、ヴァンダレイシウバ選手です。

何を隠そうブルーノ選手は、ライジン連勝中の矢地祐介選手の首を獲るためにヴァンダレイシウバ選手送った刺客だそうです。

一度、日本の格闘技団体DREAMの舞台でも試合はしていますが、その時のファイトスタイルを見てもまさにヴァンダレイシウバ選手そっくり。

ブラジル・バーリトゥード特有の容赦ない打撃と、柔術の盛んな国としてどの場面でも寝技への対応が上手です。

タックルを切るのも上手いですし、立ったままチョークを狙ったりもします。

かつてのPRIDEも日本人が活躍したり、連勝中すると必ずブラジルから刺客が送られてくるというパターンがありましたが、今回もまさにそのパターン。

ブルーノ選手は矢地選手を倒したくてウズウズしているようです。

スポンサーリンク

試合展開を徹底予想!

矢地選手とブルーノ選手の試合ですが、何かの間違いがなければほぼ終始「打撃勝負」となるでしょう。

お互いの得意打撃をそれぞれ分析すると、矢地選手は強烈な左ストレートや右フック、とにかく威力のある一発で勝負してきます。

単純なパンチ力だけでは少し矢地選手が有利だと思います。

対するブルーノ選手は、組んでからの膝や上からのパウンドによる追い込みが得意です。

ブルーノ選手はどちらかと言うと、強烈な一撃を当てるというよりはコンビネーションで何発も打ちまくるという感じです。

こう考えると、もしかするとブルーノ選手は立ち技で勝てないと判断した場合、組んだりあるいはテイクダウンを奪って上からのパウンドで勝負に出る可能性も十分にあります。

ちなみにギロチンチョークなどで一本勝ちをしていることから、寝技・関節技も無警戒という訳にはいきません。

この試合は現状70kg級の日本のトータルファイター、そしてブラジルのトータルファイター、それぞれのトップランカーが対戦する試合と言って良いでしょう。

正直トータルファイター同士の対決が一番試合予想が難しいのですが、ホームであること、今現在ライジン5連勝という追い風部分も含め、矢地選手が若干有利なように思えます。

サッカーでも野球でも連勝中のチームの勢いというのは、現実の試合内容にも大きく影響してくる時があります。

それは格闘技でも一緒です。

心技体すべての真価が問われるのが総合格闘技です。

この「心」の部分は、実力が拮抗している試合ほど影響してきますので、日本というホームでの試合、連勝中というのがかなり矢地選手の「心」の部分に有利に働くと思います。

ピンポイントな予想で申し訳ありませんが、個人的には以下の予想をしています。

最終ラウンドで矢地選手のKO勝利。

あるいは、判定・僅差により矢地選手の勝利という感じでしょう。

ブルーノ選手もかなりの実力者です、まあ二人の間にそこまで大きな実力差がないというのが現実的なところでしょう。

 

しかし矢地選手はここで勝利し、ライジン6連勝となれば、この階級では本当に日本のトップへそして世界のトップへ躍り出ることは間違いないでしょう。

よりたくさんの外国人選手からその首を狙われることになります。

果たしてどんな結果になるのでしょうか?お楽しみに!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。