コナー・マクレガーの戦績と強さの秘密

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先日行われたUFC229でついに総合格闘技史上最も人気のある男、コナー・マクレガー選手と

デビューから無敗の最強の男、ハビブ・ヌルマゴメドフ選手のライト級タイトルマッチが行われました!

残念ながらコナー・マクレガー選手は試合には敗れてしまい、試合後に両者陣営が入り乱れる大乱闘でUFCの品格が大いに問われる事態となりましたが、約2年ぶりの復帰戦ということで世界中の格闘技ファンが大いに盛り上がった一戦でした!

そんな世界的に非常に人気の高い彼ですが、日本では世界と比べるとまだまだその認知度が低いと言わざるを得ません。

そこで今回はあらためてコナー・マクレガー選手について紹介したいと思います。

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総合格闘技史上最高のスーパースター

 

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コナー・マクレガー選手はGoogleで「最も検索されたアスリート」、ESPNの「世界で最も有名なアスリート100人」の25位、フォーブスの「スポーツ選手長者番付」で24位と世界中の多くのファンから人気を集めています。

UFCでは2階級制覇を達成し、ボクシングで5階級制覇を成し遂げたメイウェザー選手との世紀の一戦で名声を欲しいままにしてきました。

そんなスーパースターのコナー・マクレガー選手について改めて紹介します。

1988年7月14日生まれのアイルランド出身の総合格闘家です。

175cm70kgで元UFC世界ライト級、元UFC世界フェザー級の王座を獲得したことがあります。

バックボーンはキックボクシング、ボクシング、柔術で、この他にも空手やカポエイラなどの動きも取り入れた見る人を飽きさせない非常に独特でトリッキーな動きを得意としています!

さらに注目を集めているのはリングの中だけでなく、かつてモハメド・アリ選手も得意としたトラッシュトークという相手を挑発する格闘技の世界ではよくある心理戦や試合の盛り上げ方で、試合前の記者会見から相手の罵り会場を大いに盛り上げます!

また記者会見にはまるでハリウッドスターのような髪型と派手なスーツに身を包み、今までの格闘家のイメージを覆すオシャレさとカリスマ性で多くのファンのみならず著名人たちまでも虜にしています。

実力、ルックス、カリスマ性のどれをとってもこれまでの総合格闘技界の歴史のなかではいなかったニュータイプの選手で、間違いなく総合格闘技史上ナンバーワンのスーパースターでしょう!

これまでの戦績

 

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コナー・マクレガー選手のこれまでのMMAでの戦績は25戦21勝4敗です。

2013年にUFCデビューすると順調に勝ち進み、チャド・メンデス選手との一戦で勝利し見事フェザー級暫定王座を獲得するとその勢いのまま当時パウンド・フォー・パウンドとの呼び声高かったジョゼ・アルド選手との王座統一戦を行います。

ストライカー同士の対決ということでバッチバチの激しい打ち合いが予想されましたが、結果はなんと僅か13秒で左フックでKO勝ち!!

これで正式にUFC世界フェザー級王座に認定されました!

王座獲得をかけたタイトルマッチでこんな衝撃的な結末なんて普通ありえないですよね!?

このあたりがただ強いだけの選手でなく、コナー・マクレガー選手のスターの素質を感じさせてくれます!

この勝利で名実ともにトップスターの仲間入りを果たしたコナー・マクレガー選手の次の対戦相手に選ばれたのが、悪童として有名な柔術家のネイト・ディアス選手です。

ストライカー対グラップラーということでどんな試合展開になるか期待されましたが、試合が始まってみるとグラップラーのネイト・ディアス選手が打撃で応戦するというまさかの展開。

序盤こそコナー・マクレガー選手優位の試合展開でしたが徐々に形勢逆転され、苦し紛れのタックルからバックに回られ、リアネイキッドチョークでタップアウトします。

話題に事欠かないこの二人の試合は大きくとりあげられましたが、その後ふたたびオクタゴン上での戦いを要求すると再戦が決定し、判定勝利で見事借りを返しています。

輝かしい栄光から転落まで

 

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フェザー級で頂点を極めたコナー・マクレガー選手が次の挑戦に選んだのがライト級の王座です!

対戦相手はUFC世界ライト級王座のエディ・アルバレス選手。

ここでも階級差を感じさせないほど的確に打撃をヒットさせ、ダウンから追撃のパウンドを打ち込みTKO勝利で見事二階級王座の快挙を達成しました!!

勝利を重ねるたびにペイパービューの売上やファイトマネーもけた違いの金額に跳ね上がりましたが、さらに価値を高める対戦が決まります。

その対戦とは世紀の対戦といわれるボクシング界のスーパースター、フロイド・メイウェザー選手との異種格闘技戦です!

相手の土俵であるボクシングルールでの対戦で惜しくも負けてしましたが、この試合でもファイトマネー3000万ドルを稼ぎ、2018年のスポーツ選手長者番付では年収9900万ドルで並み居る有名トップアスリートをおさえ、見事4位にランクインを果たしました。

しかしエディ・アルバレス戦以降、大金を手に入れ試合へのモチベーションを失ったコナーマクレガー選手はUFCからの防衛戦の要求を断り続けており、ついに王座を剝奪されてしまいます。
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しかし、この剝奪に納得できないコナー・マクレガー選手はなんと次のライト級王座に認定されたハビブ・ヌルマゴメドフ選手が乗るバスを襲撃する暴挙に出て逮捕されました。

その他にもバス襲撃の数日前にハビブ・ヌルマゴメドフ選手の仲間とのいざこざもあったそうですが、完全に自制心を失い豪華な生活に慣れ切った彼の姿をUFCの舞台で見ることは二度とないだろうと言われました。

UFC復帰戦へ!!

 

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そんなコナー・マクレガー選手ですが、バス襲撃事件による社会奉仕や損害賠償などの支払いを終えてなんとUFCにふたたび復帰することになりました!

復帰戦の相手はもちろんキャリア無敗を誇る過去最大の強敵、ハビブ・ヌルマゴメドフ選手です!!

試合は何度か打撃で良い場面はつくるものの、寝技が得意なハビブ・ヌルマゴメドフ選手に何度もテイクダウンを許し、最後はリアネイキッドチョークでタップしてしまいました。

しかし負けはしたものの、無敗とはいえ決して派手とは言えないこの王者との試合をここまで話題性の高いカードしたのは良くも悪くもコナー・マクレガー選手です。

最後の乱闘騒ぎは残念ですが、試合が始まる前からコナー・マクレガー選手のペースで物事が進んでいたのは事実であり、このプロレス的なストーリー作りから試合までのファンを引き込む能力はプロのエンターテイナーとしては素晴らしいものがあります!

オクタゴンに上がるときにはすでに自分が主役の戦いにプロデュースしてしまうところが、実はコナー・マクレガー選手の一番の強さの秘密ではないでしょうか。

今回は敗れてしまったものの、恐らくそう遠くないうちにまたこの二人の対戦が組まれるでしょう。

果たして次は一度負けた絶対王者のハビブ・ヌルマゴメドフ選手に対してコナー・マクレガー選手がどのように戦うのでしょうか!?今から非常に楽しみです!!

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