ヘンリー・セフード…デメトリアス・ジョンソンを下した強さの秘密

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先日、8月4日にロサンゼルスで行われたUFC227のメインイベントで、2年ぶりの対戦カードとなった「デメトリアス・ジョンソンVSヘンリー・セフード2」。

 

挑戦者ヘンリー・セフード選手が、約6年間ベルトを防衛しているパウンドフォーパウンドの絶対王者デメトリアス・ジョンソン選手と再戦し、圧倒的不利との下馬評を覆し見事判定勝利を収めました!!

 

これによりついに念願だったUFC世界フライ級王座の栄冠を手にしました!

 

ヘンリー・セフード選手は元アメリカ代表のレスリング選手で、北京オリンピック金メダルを獲得しています。

 

オリンピック金メダリストがUFC王座を獲得するのは史上初の快挙です!

 

惜しくも元フライ級チャンピオンとなってしまったデメトリアス・ジョンソン選手は、フライ級に転向してから約6年間負けておらず、同階級にはもう敵がいないと言われていただけに、この勝利は世界中で大きな話題となりました!

 

そこで今回はそんなヘンリー・セフード選手のこれまでの経歴や強さの秘密に迫りたいと思います!

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ヘンリー・セフード選手のプロフィールやファイトスタイルは?

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ヘンリー・セフード選手はアメリカ合衆国のカリフォルニア州ロサンゼルス出身の元レスリング選手で総合格闘家です。

 

ファイト・レディー所属で現在、UFCで2代目の世界フライ級王座に君臨しています。

 

バックボーンはレスリングで、北京オリンピック金メダル獲得や、パンアメリカン選手権金メダルなど、レスリングエリートとして輝かしい実績を誇っています!

 

163cm57kgと小柄ながら、隆々と発達した筋肉で軽量級らしからぬパワーと相手に倒されない体幹の強さを持ち合わせています。

 

ファイトスタイルはバックボーンのレスリングを活かした相手をケージ押し付けて自分のペースにするケージレスリングや、テイクダウンしてからのグラウンドでのパウンドを得意としています!

 

打撃に関してはボクシングテクニックに優れており空手を取り入れるなど試合をするたびに成長を見せており、まだまだ伸びしろを感じさせます!

 

ヘンリー・セフード選手の経歴や戦績は?

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幼い頃はメキシコの移民として各地を転々としていましたが、兄の影響で始めたレスリングでジュニアの世界大会で好成績を残すなど着実に才能を開花させていきました。

 

アメリカのレスラーとしては珍しく、大学のカレッジレスリングには進まず、オリンピック・トレーニングセンターで純粋なフリースタイルレスリングの練習を続けます。

 

ナショナルチームでは世界大会で次々優勝を果たし、2008年に行われた北京オリンピックで見事金メダルを獲得しました!

 

当時21歳での金メダル獲得はアメリカレスリング史上初の快挙で、ロンドンオリンピックも連覇が期待されていましたが惜しくも予選敗退してしまいます。

 

その後レスリングを離れ新たなチャレンジの場として彼が選んだのは総合格闘技でした。

 

2013年にアマチュア経験なしという鳴り物入りでプロデビューを果たすと、ローカル興行のWFFのタイトル獲得やUFCの登竜門LegacyFCで実績を積み、デビューから負けなしの6連勝と言う圧倒的な成績を収め、デビューから約1年でUFCと契約を掴みとりました!

 

UFC参入初戦こそ減量による体調不良で欠場するものの、そこからフライ級の強豪ジュシーフォルミーガ戦の勝利を含む4試合連続勝利を収め、2016年ついにフライ級のタイトルをかけ絶対王者のデメトリアス・ジョンソン選手と対戦します!

 

デビュー以来、10連勝中の勢いのままデメトリアス・ジョンソン選手を倒したいとこでしたが、得意のテイクダウンはできたものの、やはり相手は絶対王者。

 

相手の膝蹴りの連打でペースを握られ、1ラウンド目のわずか169秒でマットに崩れ落ちTKO負けしてしまいます。

 

のちに本人が

「2万人の観衆の前でレフェリーに試合をストップされたのはとても傷ついたし、忘れられない」

と語るほど深い傷を負ってしまいます。

 

連勝記録は途切れてしまい、続くジョゼフ・ベナビデス選手にも打撃で善戦しながらも、偶発的なローブロー(金的攻撃)が判定に響き2連敗となりました。

 

しかしこれを期に空手を取り入れるなど、さらにダイナミックな打撃を身につけ、ブラジリアン柔術黒帯のウィルソン・ヘイス選手や、元UFCミドル級王座のアンソニー・ペティス選手を実兄に持つセルジオ・ペティス選手を次々に撃破!

 

これで相変わらずフライ級独走中のデメトリアス・ジョンソン選手と再びタイトルマッチのチャンスを手にしました!

 

ヘンリー・セフード選手は前回の敗戦の悔しさを忘れておらず、今回のタイトルマッチは気合十分です。

 

試合は、前回と打って変わって明らかにレベルアップしたヘンリー・セフード選手が、テイクダウンや打撃で押し込む展開を作りますが、デメトリアス・ジョンソン選手も負けじと応戦し大激闘の末、勝敗は判定までもつれみます。

 

会場の大観衆が見守る中、レフェリーがヘンリーセフード選手の右手を高く上げて見事判定勝利を掴み、長年王座に君臨し続けたデメトリアス・ジョンソン選手のUFC世界フライ級王座のベルトを奪いました!!

 

強さの秘密や今後の展開は!?

これからUFCのフライ級王者として追われる立場になるヘンリー・セフード選手ですが、彼の強さの秘密とは何でしょうか?

 

やはりオリンピック金メダリストだけあって純粋にアスリートとしての能力に非常に優れているところです!

 

さらに吸収がとても早く、総合格闘家として試合毎に目覚ましい進化を続けています!

 

ホイス・グレイシー選手が活躍したUFC初期の頃から比べると、異種格闘技戦だった総合格闘技自体が一つのスポーツとして発展しており、今後もさらにアスリートとしての能力に長けた選手が活躍していくと思います!

 

今後の展開ですが、UFC227で同じくメインイベントでバンタム級王座を防衛したTJディラショー選手に対戦を呼びかけ、今後の展開に大変注目が集まっています!

 

もしこの対戦カードがおこなわれればフライ級のタイトルマッチということになりそうですが、ヘンリー・セフード選手がフライ級とバンタム級の2階級制覇を目指すとなれば、UFC軽量級がさらに盛り上がるのは間違いありません!!

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